bitBiome株式会社 創業者/Chief Scientific Officerである細川正人が、一般財団法人バイオインダストリー協会 第5回「バイオインダストリー奨励賞」を受賞しました。
「バイオインダストリー奨励賞」は、2017年、バイオインダストリー協会が30周年を迎えるのを機に、次の30年を見据えて”最先端の研究が世界を創る-バイオテクノロジーの新時代-”をスローガンにスタートした賞で、バイオサイエンス、バイオテクノロジーに関連する応用を指向した研究に携わる有望な若手研究者とその業績を表彰するものです。
受賞概要は、以下の通りとなります。
研究テーマ『未培養微生物群集からの網羅的1細胞ゲノム解析法の開発』
選評
マイクロ流体技術による環境からの微生物の1細胞分離技術、ならびに1細胞ゲノム解析技術を開発した。本技術の活用により、環境中の未培養微生物の機能解明を可能とする新たな方法論を確立し、腸内細菌や土壌微生物の機能解析に広く展開している。本技術を様々な産業へ展開すべく、大学発ベンチャーを企画運営し実質的な活動を展開しているなど、微生物機能利用の新展開を牽引する活躍が期待される。
なお、表彰式・受賞記念講演会は10月13 日(水)、国際的なバイオイベント“BioJapan 2021”の 会場(パシフィコ横浜)にて行われます。
bitBiomeは、地球上のあらゆる微生物の設計図=ゲノムデータを最高解像度で蓄積し、あらゆる産業をupdateします。独自のシングルセルゲノム解析技術bit-MAP®により、これまで培養・解析が極めて難しかった微生物から高効率で全ゲノム配列を取得し、質・量ともに他を凌駕する微生物遺伝子データベースを構築します。これを起点とし、産業パートナーと協調してデータからモノを創り出す革新的バイオ生産プラットフォームを展開します。