微生物シングルセルゲノム解析技術bit-MAP®とメタゲノム解析における手法の違いや取得データについて比較を行ったレビューが2報、各オープンアクセス誌にて公開されました。
詳しくは、以下の概要をご覧ください。
レビュー1
論文名:Tools for microbial single-cell genomics for obtaining uncultured microbial genomes
主な著者(所属):細川正人(早稲田大学・bitBiome)、西川洋平(早稲田大学)(敬称略)
雑誌名:Biophysical Reviews
掲載日:2023年9月8日
DOI:https://doi.org/10.1007/s12551-023-01124-y
本レビューではシングルセルゲノム解析と従来のショットガンメタゲノム解析の手法の違いや、多様なサンプルにシングルセルゲノム解析を活用した研究事例からシングルセル技術を応用した技術開発事例まで、シングルセルゲノム解析技術全般についてご紹介しております。
レビュー2
論文名:Uncultured prokaryotic genomes in the spotlight: An examination of publicly available data from metagenomics and single-cell genomics
主な著者(所属):有川浩司(bitBiome)、細川正人(早稲田大学・bitBiome)(敬称略)
雑誌名:Computational and Structural Biotechnology Journal
掲載日:2023年9月21日
DOI:https://doi.org/10.1016/j.csbj.2023.09.010
本レビューではシングルセルゲノム解析やショットガンメタゲノム解析で取得された未培養微生物ゲノム・遺伝子の情報に焦点を当て、公共データベースにおけるドラフトゲノムやCDSをはじめそれぞれのデータの質を検証しました。試料の由来別にデータの特徴をまとめ、両技術の利点・欠点を概説しています。