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2023.11.20 Press

米国法人設立のお知らせ

bitBiome株式会社は2023年11月7日付で米国法人bitBiome, Inc.を設立いたしましたので、お知らせいたします。

米国のバイオものづくり市場は世界最大であり、大企業・スタートアップ・投資家を含めバイオものづくりを取り巻くエコシステムが確立されています。また、米国政府もホワイトハウス名義で2022年9月に”Executive Order on Advancing Biotechnology and Biomanufacturing Innovation for a Sustainable, Safe, and Secure American Bioeconomy” を公表するなど、バイオものづくりを強く推進しており、今後もさらなる成長や社会実装をリードしていく動きが予想されています。以上のことから、当社はバイオものづくり分野での中長期的な成長には米国市場での成長が不可欠と認識しております。

当社は、2021年7月にJapan-US Innovation Awardsを受賞し、さらに2022年と2023年にはSynBioBetaに出展するなど、米国市場での事業機会を模索するための様々なマーケティング活動を展開してきました。これらの取り組みを通じて、米国企業との契約や米国研究機関との共同研究契約など、さまざまな事例で成果を上げてきました。さらに、米国のバイオテクノロジー企業のシニアなポジションの経験者をはじめとしたアドバイザー陣を組成し、事業や研究開発の向上を図りながら、当社の微生物遺伝子データベースや酵素探索・改変プラットフォームなどのソリューションに対する需要や顧客の受容を確認してきました。

今後、当社は米国法人bitBiome, Inc.を通じて、米国市場の顧客に対して一層専門的かつ充実したサポートを迅速に提供していきます。これにより、米国での顧客やパートナーとの関係をより強固なものにし、米国市場での持続的な成長を実現していきます。同時に、米国法人での採用活動も強化していきます。

また当社は、経済産業省が米国・シリコンバレーに設置したスタートアップ支援拠点「Japan Innovation Campus」のコワーキングメンバーに採択されました。同拠点も活用し、日本発のバイオものづくり技術の米国展開を推し進めていきます。

■bitBiome株式会社について
bitBiomeは設立から現在まで、培養不要な微生物シングルセルゲノム解析技術bit-MAP®により、土壌細菌、海洋細菌、好熱細菌など多様な環境から微生物ゲノムを解析し、2023年11月現在13億遺伝子超を保有する独自のデータベースbit-GEMを構築しています。現在、このbit-GEMから得られる遺伝子と、独自のバイオインフォマティクス技術やバイオ実験自動化技術を駆使したbit-QEDプラットフォームを活用し、バイオものづくり産業で重要な酵素などの低コストかつ迅速な開発を実現しています。

お問い合わせ: info@bitbiome.co.jp

bit-MAP®受託サービス